読んで幸せな気分になった新聞記事を読者が推薦する「HAPPY NEWS(ハッピーニュース)2007」(日本新聞協会主催)の表彰式が三日、東京都内で行われた。昨年五月十九日の北海道新聞夕刊一面「高さ260メートル化粧直し中」など十九点が選ばれ、「高さ-」を推薦した札幌市の無職山崎春一さん(74)らが表彰された。
昨年度に掲載された記事が対象で、応募総数は過去最多の一万三百五十七点。記事の視点と推薦文との一体感などが審査され、大賞一点を含む「HAPPY NEWS」十点と、小学、中学、高校の各部門からそれぞれ三点が選出された。
本紙の受賞記事は、東京タワーの塗り替え作業のルポ。地上二百六十メートルの特別展望台の上からの景観と、そこで働く職人たちを紹介した。
山崎さんは、新婚旅行でタワーに昇った思い出と、現在寝たきりの妻を思う切なさを記事に重ね合わせて推薦。受賞について「うれしい半面、元気だった妻を思い出し、少し悲しくもなりました」と感慨深げだった。
大賞は、阪神大震災で救助活動に奔走した救急救命士の父と同じ道を歩む高校生を報じた毎日新聞一月十七日朝刊の「父の背追い消防士に」。同震災時に兵庫県の警察官だった多久和勲さん(69)が推薦した。
(北海道新聞より引用)
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